大会長挨拶

Bon Voyage!
国際産婦人科超音波学会(ISUOG)への旅立ち

慶應義塾大学産婦人科
田中 守

みなさんこんにちは。そしてようこそ本日ご参加いただきました。

2020年10月に産婦人科超音波を愛する同志を募って、日本産婦人科超音波研究会(JSUOG:Japan Society of Ultrasound in Obstetrics and Gynecology)をたちあげました。
世界的には30年の歴史を有する世界産婦人科超音波学会(ISUOG)という組織があります。ヨーロッパを中心として産婦人科超音波領域の研究・教育の発展のみならず、妊婦とコロナ感染など幅広い領域の知識の普及および発展に務め、日本の皆さんにも「ホワイトジャーナル」の名で知られたUOG(Ultrasound in Obstetrics and Gynecology)を発刊しており、2020年にはインパクトファクターも7点をこえる産婦人科領域でのトップジャーナルになってきています。
残念ながら日本国内にISUOGに対応する学会が存在していませんでしたので、ISUOGへの積極的な参加への架け橋を目指しています。現在、2月に一回の割合で教育WEBセミナーを開いています。
また、若手の先生が集まり、知恵を出し合って超ベーシックセミナーも2021年8月に開催し、今回もさらにバージョンアップして開催する予定です。
さて、いよいよ2022年1月29日、30日の土日に第1回WEB学術集会を開催することとなりました。セミナーでは一方通行であったものを是非、今回の学術集会では双方向性での活発な討議が出来ることを期待しています。
もちろん、エキスパートからのサジェスチョンや回答を盛りだくさんになる予定ですので、産婦人科超音波に興味をお持ちの方が一人でも多く参加されることを期待しています。